シワ加工・シワチンツー加工
シワを熱プレスで滑らかにも
専用機械で、生地にシワを付ける加工です。
付けたシワを熱でプレスし、立体的なシワに滑らかさを出す加工が「シワチンツー加工」です。
シワ加工の後に「チンツ(つぶし)」の一工程を加えることで、定番のシワに別の表情が生まれます。
当社では、独自に開発した加工機を使用し、生産性を上げています。
さまざまなシワ加工
シワの付け方でイメージが変わる
「タテジワ加工」
長さ方向にシワを入れる加工です。解反した生地をロープ状に捻りながらビームに巻き付け、シワを付けていきます。
「キャッチジワ加工」
袋ジワ、クラッシュジワとも言われます。解反(かいたん)した生地を細長い袋にくしゃくしゃにして詰めていきます。ソーセージの腸詰のような感じで、しっかり詰めます。径の違う袋が何種類かあり、生地によって使用する袋を変えます。
「巾出し(テンターセット)」
シワ加工後はクシャクシャの状態の物をテンターセットで巾出しをします。巾出しの寸法によってもシワの形状が変わります。
ex:巾を狭めに設定してシワの凹凸を残す。あるいは巾を広めに設定し、シワのスジだけを残す等、巾出しの寸法でも上りのイメージは大きく変わります。
マルヤテキスタイルでは、定番のシワ感だけでなく、他の加工技術との複合(MARUYA 加工+)で新しいシワ感の表現を日々追求しています。
タテジワ加工
キャッチジワ加工
左側:キャッチジワ 右側:タテジワ+キャッチジワ
『MARUYA加工+』~シワの複合加工~
新しい表情をもつシワ感
お客様より継続して人気の『タテジワ』、『キャッチジワ』。
それぞれ異なるマシンを使い加工しますが、マルヤテキスタイルでは2つの異なるシワを複合し、単なる『タテジワ』、『キャッチジワ』とは違う、新しい表情をもつシワ感を開発しました。それぞれのシワのかけ方で、シワの形状も変わってきます。写真では伝わりにくいかもしれませんが、実際の製品を手にとると違いが分かりやすくなります。